二十四節気 4月20日より穀雨。穀物の種をまくと成長に欠かせない雨にも恵まれることからいいます。

公開日: 2017年4月20日木曜日 暦のお話


桜は散ってしまいましたが、ピンクの花びらに埋もれるように黄色いタンポポ。

強くたくましく、どこにでも根を張ろうとするしたたかさ。
何気に大好きな花です(^-^)


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農耕民族である私たち日本人。
前回の節気である清明から瓜や豆類の種をまき、穀雨では穀物の田植えをしてきました。

花々があでやかに咲き誇り、朝晩は鳥のさえずりが響く季節です。

まさに春は次の命を育む用意ができた頃が穀雨であり、
"穀物を育む雨"とされています。

他にも"瑞雨(ずいう)"、また草木潤す雨という意味で"甘雨(かんう)"とも呼びます。

どちらも命を育む雨を敬って、呼ばれた言葉ですね。



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二十四節気のひとつの節気をさらに三つ、約五日間づつに分けた"七十二候"では下記のように表しています。

【初候】
「葭始生」 あしはじめてしょうず

水辺の葭が芽吹き始める頃

【次候】
「霜止出苗」 しもやみてなえいずる

作物の大敵である霜が降らなくなり、稲の苗が生長する頃

【末候】
「牡丹華」 ぼたんはなさく

牡丹が大きな花を咲かせる頃



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この時期の旬食材は

★サザエ
周年採れるが初夏の産卵前が旬とされる。殻ごと焼いたつぼ焼きは磯の風味がたっぷり。

★新ごぼう
初夏に収穫する若採りのものはやわらかくて香りが上品。サッと茹でてサラダた和え物に。

★マダイ
春はマダイの産卵期。真子や白子をお腹に抱えたものは、この時期ならでは。

★メバル
春告魚(はるつげうお)とも呼ばれる。上品な白身で刺身はもちろん、煮物や焼き物にしても絶品。


★あさり
産卵を控えた春先は身が太って美味。潮干狩りは気温が上がる4月〜5月上旬の大潮の日が最適。

★木の芽
山椒の若芽のこと。豊かな香りは添え物だけでなく、和え物や天ぷらも楽しめる。



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【【八十八夜(はちじゅうはちや)について】

「夏も近づくはちじゅうはちや~♪」の茶摘みの唱歌でおなじみですね。
それには、以下のような由来があるんです。

立春から数えて88日目、2017年は5月2日となり、毎年、穀雨の節気の終り頃にあたります。

まだ地域によっては遅い霜が降りるころでもあり、"八十八夜の別れ霜"、"八十八夜の泣き霜"ともいわれ、農作物に被害がおよぶことがあり、農家に注意をうながすために八十八夜が暦に刻まれるようになりました。

また、"八十八"という字を組み合わせると「米」という字になることから、
農業に従事する人にとっては特に重要な日とされてきました。

現在でも農耕開始の到来を祝って神事が行われるところがあります。



【春の新茶について】

八十八夜に摘み取られる新茶は、不老長寿の縁起物として古来より珍重されてきました。

日増しに温暖になるため栄養価が高く、香りがとても豊かなのが特徴です。

その年の最初に新芽を摘んで作ったお茶を「一番茶」といいます。
通常、一番茶のことを「新茶」と呼びます。



【穀雨の薬膳】

4月17日より春の土用に入り、立夏の前日である5月4日まで続きます。
土用は胃腸が弱りやすく体調を崩しやすい時期、でしたね。

ちょうど穀雨という名前どおり、穀物を意識的にとり、負担のかかる脂ものを少し控えるようにしましょう。

この頃は体調のメンテナンス期間。
しっかり整備しておけば、立夏からの本格的な夏に向けて体調を崩しにくくなりますよ。

【穀雨の養生法】

気温が激しく上下するので 体調を崩される方も多いこの季節。
特にカゼが多くなります。

でも咳がでたり、鼻水が出るのはウィルス性のカゼ。
カラダの深いところには入っていないので大丈夫。
ゆっくり休養して、カラダのバランスをとっていけば治りも早いです。

特に問題のない方は、晴れた日にはぜひ外を散歩して季節の移ろいを感じてください。

太陽の光、鮮やかな花々、新緑・・・。

自然界から大きなパワーをもらえる、貴重な時期ですよ☆

今日も読んでくださり、ありがとうございます♡
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